平成31年度「知」の集積による産学連携支援事業
イベント実施結果報告
 九州バイオリサーチネット
 ▮ 施設トマト等超多収技術セミナーの開催 (10月16日、熊本県熊本市)
 実施結果
 近年AI、IoT技術等を利用したスマート農業の技術の進展がみられ、施設トマト等における養液栽培においても急速な技術の進展がみられています。このようなことから、施設トマト等を中心として、国立研究開発法人、生産者団体、民間企業と連携し、それらが有する超多収技術を紹介し、さらなる技術開発によるブレークスルーを期するため、「施設トマト等超多収技術セミナー」を熊本市国際交流会館(熊本市)において開催しました。
1.日時:令和元年10月16日(水) 13:30~16:30
2.会場:熊本市国際交流会館(熊本市)
3.講演内容
(1)施設トマト等における最新の超多収技術
  講師:農研機構野菜花き研究部門 野菜生産システム研究領域 上級研究員 安 東赫 氏
(2)高度生産技術モデル圃場「ネクストくまもと」における取り組み
  講師:熊本県経済農業協同組合連合会 園芸部 園芸指導課 課長補佐 渡邉 克博 氏
(3)クラウド制御による養液土耕自動化支援システムの開発   講師:株式会社ルートレック・ネットワークス 技術統括責任者 喜多 英司 氏

 当日は、普及組織、公設試、生産者及び民間企業等から66名の参加がありました。各講師からは分かり易い内容での講演を頂きました。会場から出荷予測システム、葉面積指数( LAI )、光利用効率( LUE )、土壌センサーの使用方法、病害虫の発生等について多数の質問(22件)があり、各講師から具体的な事例を踏まえた内容での回答がありました。
施設トマト等超多収技術セミナー会場の様子



【別添】
 演題及び講師及び公開データ(※印)
(1)施設トマト等における最新の超多収技術 ※
  講師:農研機構野菜花き研究部門 野菜生産システム研究領域 上級研究員 安 東赫 氏
(2)高度生産技術モデル圃場「ネクストくまもと」における取り組み ※
  講師:熊本県経済農業協同組合連合会 園芸部 園芸指導課長補佐 渡邉 克博 氏
(3)クラウド制御による養液土耕自動化支援システムの開発 ※
  講師:株式会社ルートレック・ネットワークス 技術統括責任者 喜多 英司 氏